Skip to content
05/サービス

オフクラウディング

クラウドの利便性を手放さずに、パブリッククラウドから卒業する

パブリッククラウドは始めることを簡単にしました。それ自体が価値でした。しかし請求額は事業の成長とともに膨らみ、ある規模を超えると、安定したワークロードを時間貸しの計算資源で動かすことは最も高価な選択肢になります。

オフクラウディングは、成熟したワークロードを自社保有のインフラへ移すための当社のサービスです。移行計画の策定、プラットフォームの構築、データの移行、そして移行後の運用まで、お客様のチームとともに進めます。ツールは慣れたまま、請求書だけが小さくなります。

01

保有が優位なコスト構造

Flexera の調査ではクラウド支出の 27% が無駄とされ、予算超過は平均 17% に達しています。クラウド脱却の事例は十分に文書化されています。37signals は年間 320 万ドルの AWS 費用を自社ハードウェアで 100 万ドル未満に抑え、5 年間で 1,000 万ドル超の削減を見込んでいます。Dropbox は自社インフラへの移行前後の 2 年間で 7,460 万ドルの運用コストを削減しました。

02

ベアメタルの性能

ベンチマーク環境では小さく見える仮想化のコストも、実環境では 10% から 25% の性能低下として現れます。ベアメタルなら CPU サイクルと IOPS のすべてがアプリケーションに戻り、ハードウェア、ファームウェア、チューニングの完全な制御権も手に入ります。

03

オープンソースによる互換性

OpenStack、Proxmox VE、Kubernetes、Ceph、MinIO といった成熟したプラットフォームは、S3 をはじめ主要クラウド互換の API を備えています。アプリケーションは書き換えではなく設定変更で移行でき、チームの既存のツールとスキルはそのまま活きます。

04

業界全体の潮流

Barclays の 2024 年 CIO 調査では、83% の企業がワークロードの一部をパブリッククラウドから戻す計画を持ち、2020 年の 43% から大きく増加しました。IDC も約 80% の企業が 1 年以内に何らかの回帰を見込むと報告しています。Andreessen Horowitz は、安定したワークロードの回帰によりクラウド費用は概ね半減し得ると試算しています。

提供内容

01

アセスメントとコストモデリング

実際の請求書と利用データから出発し、同じワークロードを自社保有ハードウェアで動かした場合のコストを、電源、スペース、回線、当社の運用まで含めてモデル化します。数字を確認してから、コミットするかどうかをご判断いただけます。

02

プラットフォーム構築

コンピュートは Proxmox VE または OpenStack、ストレージは Ceph または MinIO による S3 互換、適する場面では Kubernetes を採用します。実測した負荷に合わせたハードウェアで、当社またはお客様のファシリティに構築します。

03

段階的な移行

API に互換性があるため、アプリケーションは書き換えではなく設定変更で移行できます。各ステップにロールバックポイントを設けて段階的に進め、切り替えを決断されるまでパブリッククラウド側は温存します。

04

移行後の運用

移行後は当社エンジニアがプラットフォームを 24 時間体制で監視、運用します。ハードウェアをラッキングしたフィールドエンジニア本人が、障害時の対応にもあたります。

導入例

パブリッククラウドに月額約 8 万ドルを支出していた SaaS 事業者が、定常状態のワークロードを当社の大阪、東京ファシリティ内の自社保有ハードウェア 2 ラックへ移し、バースト用のリソースのみクラウドに残しました。

移行は 1 四半期かけて実施され、顧客から見えるダウンタイムはありませんでした。S3 互換ストレージと Kubernetes のおかげで、アプリケーションコード自体の変更は不要でした。

成果
  • 定常状態のインフラ支出を半分以下に削減
  • ハードウェア投資は初年度のうちに回収
  • 同じ予算で性能余力はおよそ 2 倍に

期待できる効果

  • 公開されているクラウド脱却事例と同水準の、定常ワークロードで 30% から 70% のコスト削減
  • リソース競合のない、ハードウェア本来の性能
  • 新たなロックインなし。基盤はチーム自身でも運用できるオープンソース
まずはお気軽にご相談ください
プロジェクトの概要やご要望をお聞かせください。担当者より、お見積りと導入計画を速やかにご提案いたします。
お問い合わせ